ザイドリッツ(CV)('03.3.25)

「ザイドリッツ」は、プリンツオイゲン級重巡洋艦の2番艦であり、1936年にブレーメンで起工された。1939年1月19日には進水したが、他の「Z計画」艦船と同様、大戦勃発により工事中止となり、むなしく船体を遊ばせていた。これを「グラーフ・ツェッペリン」の工事再開と同時期に、航空母艦に改造するという計画が持ち上がった。すでに重巡洋艦としての工事は95%まで終わっていたので、艦上構造物を取り除いて、格納庫と飛行甲板を取り付けることになった。船体が小さいために格納庫は1段式で、搭載機はMe109T−1メッサーシュミット艦上型戦闘機 10機とJu87Eユンカース・スツーカ急降下爆撃機 10機の計20機にすぎなかった。飛行甲板は200mと、やや短かったが先端にカタパルト2基を装備していたため、発艦は容易だった。艦名を「ヴェゼル」と改められた「ザイドリッツ」の改造計画は1942年5月に始まり、実際に着工したのが同年12月というハイペースだった。しかし、1943年ヒトラーにより出された大型艦解体命令により工事は中止。連合軍の空爆をさけるためにケーニヒスベルグに退避した「ヴェゼル」だが、ケーニヒスベルグ陥落直前の45年1月29日に自沈してしまう。その後占領したソ連軍によって浮揚され、本国に回航された。これは40年にソ連に売られていたザイドリッツ級重巡洋艦「リュッツォー」を竣工させるための部品取り用であったが、結局「リュッツォー」は竣工せず、「ヴェゼル」は解体されてしまっている。

諸元

排水量
全長
最大幅
吃水
出力
速力
航続距離
兵装



艦載機
乗員

「ザイドリッツ」

基準17,139t
216.0m
21.8m
6.08m
132,000馬力
32ノット
19ノット時6,500海里
65口径10.5センチ連装対空砲 5基
37mm連装対空機関砲 5基
20mm4連装対空機関砲 6基

20機
−

 

NFスペック クラス レベル 価格 耐久力 基準排水量 満載排水量 射撃管制装置 機関 同時発艦数 乗員数
ザイドリッツ CV 55 2,744,000 13,000 16,433 25,500 30 65 5機(容積1900) 8
NFスペック 武装1 武装2 武装3 武装4 武装5
ザイドリッツ 37 37 37 37 37

 

 

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