軽巡洋艦「阿賀野級」(CL) ('03.1.15)

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日本海軍は大正13年一番艦竣工と老朽化の進んだ「川内型」の後継として水雷戦隊旗艦としての軽巡を必要としていた。そこで水雷戦隊旗艦用4隻、潜水戦隊旗艦用2隻の軽巡の建造を計画、水雷戦隊旗艦用がこの「阿賀野級」、潜水戦隊旗艦用が「大淀」。水雷戦装備は充実しており、魚雷発射管4連装2基8門で両舷に「九三式酸素魚雷」を発射可能だった。また、旗艦設備の充実、偵察機二機搭載など水雷戦隊旗艦としての機能は申し分なかった。船体装甲と強度部材を兼ねる構造により軽量化をはかり、艦首には「大和」でおなじみの「バルバス・バウ」(球状艦首)の採用と合わせて航続距離は18ノット時6000海里に達した。しかし、軽量化の影響は艦砲におよび、主砲の15.2センチ砲は諸外国の同クラスの艦と比べてもいかにも貧弱、装填作業も人力であり、また高角砲も4門にとどまった。


一番艦「阿賀野」
第三艦隊第十水雷戦隊旗艦  トラック沖で米潜水艦の雷撃にて撃沈     竣工 昭和17年10月

二番艦「能代」
第二艦隊第二水雷戦隊旗艦  レイテ沖海戦で米艦載機の雷撃により撃沈

三番艦「矢矧」
昭和20年4月 菊水一号作戦(大和水上特攻)に参加、米軍機の攻撃で撃沈

四番艦「酒匂」
実戦参加はなく、「長門」と共にビキニ環礁原爆実験にて沈没           竣工 昭和19年11月

 基準排水量/ 6,652 t 
 全長/ 162.0 m
 最大幅/ 15.2 m
 喫水/ 5.6 m
 速力/ 35ノット
 航続距離/ 18ノット時6000海里 
 兵装/ 15.2センチ連装砲 3基
       8センチ連装高角砲 2基
       61センチ4連魚発射管 2基 
       25ミリ3連装機銃 2基
 乗員/ 726名
 搭載機/ 水上機 2機

 

 

NFスペック クラス レベル 価格 耐久力 基準排水量 満載排水量 射撃管制装置 機関 偵察機 乗員数
阿賀野 CL1 28 157,500 7,100 4,194 7,836 45 50
武装1 武装2 武装3 武装4 武装5
120 120 32 32 120

 

 

 日  本 

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