ペンシルヴェニア級(BB)('03.6.17)


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前作「ネバダ」級の改良型で、1912年度計画で「ペンシルヴェニア」13年度計画で「アリゾナ」が建造された。基本排水量は4,000t近く増大し、3連装砲塔を4基とし12門の35.6cm砲を搭載、防御力もさらに強化した。新造時のプロフィールは「ネバダ」級に酷似しており、1928年から31年にかけての近代化改装後の艦容も両艦は良く似ていた。機関は統一され両艦ともギアードタービンが採用され、ようやくレシプロ機関との決別が出来た。

対航性、居住性にもすぐれ「ペンシルヴェニア」は二次大戦開戦当時、アメリカ艦隊旗艦の重責を担っていた。1941年12月7日開戦時、両艦とも真珠湾にあり、ドック内で爆弾2発を受けただけですんだ「ペンシルヴェニア」は自力で本国に帰還し、修理改装を受けてその後もアメリカ艦隊旗艦として用いられ、1942年10月より近代化改装が施され、アリューシャン諸島方面、南太平洋での作戦に従事し、沖縄で特攻機による損傷を受けて本国に引き上げ、そのまま戦列に復帰することなく終戦を迎える。「アリゾナ」はやはり真珠湾で大破沈没、損傷がひどかった為引き上げられることなく海底に放置され、終戦後記念艦として接岸、現在に至っている。

 

同型艦

ペンシルヴェニア Pennsylvania BB−38 1916年竣工 1948年自沈
アリゾナ Arizona BB−39 1916年竣工 1941年戦没

 

諸元

排水量
全長
最大幅
吃水
出力
速力
航続距離
兵装



水偵
乗員

「ペンシルヴェニア級」

基準33,100t
186.6m
32.4m
9.0m
33,375馬力
21ノット
14ノット時19,900海里
35.6センチ3連装砲 4基 (12門)
12.7センチ単装砲12基
12.7センチ高角単装砲 8基

3機
2,290名

 

NFスペック クラス レベル 価格 耐久力 基準排水量 満載排水量 射撃管制装置 機関 偵察機 乗員数
ペンシルヴェニア(1930) BB 65 1,356,000 13,500 18,153 40,605 100 20 10
ペンシルヴェニア(1943) BB 69 14,800 16,321 40,605 100 20 10
NFスペック 武装1 武装2 武装3 武装4 武装5 武装6 武装7 武装8 武装9 武装10 武装11 武装12
ペンシルヴェニア(1930) 330 330 34 34 34 34 34 34 34 34 330 330
ペンシルヴェニア(1943) 375 375 71 71 71 71 71 71 71 71 375 375

 

アメリカ 

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