Tennessee
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「ニュー・メキシコ」級の改良型で1915年度計画で2隻が建造された「テネシー」級。船型、最大仰角を30度に増やした主砲の配置、前後籠マストなどは「ニュー・メキシコ」級とほぼ同様だが、艦橋を大型化した他、副砲をすべて最上甲板に移して舷側をクリアーにしている。
推進方式にターボエレクトリック(電気推進式)を採用し、将来のデータ収集を考慮してウエスティングハウス、ジェネラルエレクトリック両社のものを採用それぞれ搭載され、煙突を細い2本に分割している。艦内の水密区画を増やして魚雷に対する水中防御力を高めているのも特徴の一つである。
両艦とも第二次大戦開戦時は、航空設備の新設、短艇揚降装置の改造など軽微な改造を受けただけでほぼ新造時に近い状態で真珠湾にあり、
「テネシー」は爆弾2発を受け小破。メインランドで修理を受けた際、対空兵装の強化、籠マストの廃止、レーダーの新設などの近代化改装を受け、さらに1942年9月から再び近代化改装を受け、艦橋と煙突の一体化。「サウス・ダコタ」級以降の新世代戦艦と酷似した艦容に生まれ変わっている。レイテ、沖縄戦に参加して終戦を迎え、1947年から11年間保管されたが1959年に解体。
「カリフォルニア」は爆弾、魚雷それぞれ2発づつを受け沈没着底。浮揚後修理及び近代化改装を受け、「テネシー」同様艦容を一新して1944年1月戦列に復帰。太平洋方面に展開して終戦を迎え、同じく1959年に解体された。
同型艦
テネシー | Tennessee | BB−43 | 1920年竣工 | 1959年除籍 |
カリフォルニア | California | BB−44 | 1920年竣工 | 1947年除籍 |
諸元 排水量 |
「テネシー級」 基準32,600t |
NFスペック | クラス | レベル | 価格 | 耐久力 | 基準排水量 | 満載排水量 | 射撃管制装置 | 機関 | 偵察機 | 乗員数 |
テネシー(1941) | BB | 66 | 1,400,000 | 13,300 | 13,623 | 38,676 | 110 | 18 | 1 | 10 |
テネシー(1945) | BB | 70 | 350,000 | 14,200 | 10,959 | 40,950 | 110 | 18 | 1 | 10 |
NFスペック | 武装1 | 武装2 | 武装3 | 武装4 | 武装5 | 武装6 | 武装7 | 武装8 | 武装9 | 武装10 | 武装11 | 武装12 | 武装13 | 武装14 |
テネシー(1941) | 338 | 338 | 42 | 42 | 42 | 42 | 42 | 42 | 42 | 42 | 42 | 42 | 338 | 338 |
テネシー(1945) | 397 | 397 | 71 | 71 | 71 | 71 | 71 | 71 | 71 | 71 | 397 | 397 |
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