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超弩級って? (’03.1.26)

「超弩(ど)級の迫力」「超弩(ど)級の美味さ」などと言う言葉を聞いた事がありますよね?
この「超弩級」ってどこから来た言葉でしょう?(最近は聞かないけど・・・^^;)

1906年、それまでの戦艦が判で押したように連装砲2基4門の主砲しか搭載していなかったのに対し、連装砲5基10門もの主砲を搭載して舷側方向に2倍、艦首艦尾方向には3倍の大火力を発揮できるようになって竣工した、画期的イギリス戦艦「ドレッドノート」がその起源。
これに相当する戦艦を「弩級戦艦」と呼んでいました。
日本ではこれを越える戦艦を「超弩級戦艦」と呼び、「長門」「大和」はその代表。
「長門」は世界で初めて40センチ砲8門を搭載し、「大和」はご存じの通り艦砲史上最大の46センチ砲9門を搭載。
世界海軍史に残る戦艦でしたが、皮肉にも航空戦時代の幕を開けたのは連合艦隊による「真珠湾攻撃」(’41.12.8)と、航空攻撃だけで、イギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」を撃沈した「マレー沖海戦」(’41.12.10)。
強力な艦砲で艦隊決戦を勝ち抜く為に建造された「超弩級戦艦」は、開戦直後にその役目を終える結果となってしまった訳です。
その艦容の迫力が形容詞として日本語に定着したわけでした。

しかし、外来語に漢字を無理矢理当てるってのは、中国語の影響がまだ色濃く残っていた現れでしょうか。

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