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キング・ジョージ5世級(BB) ('04.1.24)

ロンドン軍縮条約の制限排水量35,000tに合わせて計画され、ネイビルホリディ明けの1937年1月に一番艦が起工され7月までに全艦が起工、40年12月から42年8月までに順次竣工した「キング・ジョージ5世」級5隻。主砲は「ネルソン」級の40.6cm砲の開発が難航した経験から35.6cm砲とし、当初4連装砲塔3基で計画されたが、弾薬庫の装甲を強化する重量を稼ぐため2番砲塔を連装として10門を4連装2基、連装1基と変則的な形で搭載する。副砲は当初、対空用と対艦用を別に搭載する案もあったが「ダイドー」級の主砲にも採用された13.3cm両用連装砲塔を搭載したする事で解決したが旋回速度が遅く対空砲としては期待されたほどの活躍出来なかった。防御は「ネルソン」級にならって重点防御に徹したものとなっており、艦容も従来型の常識的なものとなっている。航空艤装は煙突の間にカタパルトを装備して竣工したが、空母搭載機による索敵や着弾観測のほうが便利なため、後には撤去された。

1番艦「キングジョージ5世」は本国艦隊に配属され、主として北大西洋、バレンツ海でソビエト向け輸送船団の護衛に従事し、1943年には一時ジブラルタルのH部隊にも所属した。大戦末期太平洋艦隊に移り、日立、浜松などを艦砲射撃している。

2番艦「プリンス・オブ・ウェールズ」は竣工まもなくの1941年5月、艤装工事を続けながら「ビスマルク追撃戦」に参戦、乗組員の訓練もままならない中「ビスマルク」と交戦し中破しながらも、「キングジョージ5世」「ロドニー」「ビスマルク」撃沈を演出した。修理なった同年12月、「リパルス」と共に極東シンガポールへ派遣され、マレー沖にて日本海軍陸上攻撃機に捕捉され、撃沈された。

3番艦「デューク・オブ・ヨーク」も本国艦隊に所属主として北大西洋、バレンツ海で船団の護衛にあたり、その間1943年12月26日にはノルウェー北端の北岬沖でドイツ巡洋戦艦「シャルンホルスト」の撃沈に寄与している。対独戦終了後は太平洋艦隊に転属し、日本降伏時にフレーザー提督の旗艦として東京湾に入泊している。

4番艦「アンソン」は「デューク・オブ・ヨーク」と同様、本国艦隊にあって、主としてソビエトとの間の船団の護衛にあたり、大戦末期に太平洋艦隊に転出した。

5番艦「ハウ」は就役後しばらく本国艦隊で行動したあと、1943年5月ジブラルタルのH艦隊に転属し、シシリー島上陸作戦支援などに参加したあと、44年7月トリンコマリを基地とする東洋艦隊に移り、さらに太平洋艦隊の編成に伴ってその艦隊旗艦となった。1945年1月シドニーに到着してから6月まで太平洋を行動している。

 

同型艦

キング・ジョージ 5世 King George X 1940年竣工  
プリンス・オブ・ウェールズ Prince of Wales 1940年竣工 1941年戦没
デューク・オブ・ヨーク Duke of York 1941年竣工  
アンソン Anson 1942年竣工  
ハウ Howe 1942年竣工  

 

諸元

排水量
全長
最大幅
吃水
出力
速力
航続距離
兵装





水偵
乗員

「キング・ジョージ5世」

基準36,727t
227.07m
31.39m
8.84m
110,000馬力
28ノット
10ノット時15,000海里
35.6センチ4連装砲 2基
35.6センチ連装砲  1基
13.3センチ連装両用砲 8基
2ポンド8連装ポンポン砲 4基


2機
約1,422名

 

NFスペック クラス レベル 価格 耐久力 基準排水量 満載排水量 射撃管制装置 機関 偵察機 乗員数
キング・ジョージ5世 BB 74 1,520,000 22,000 7,120 45,360 110 183 -
NFスペック 武装1 武装2 武装3 武装4 武装5 武装6 武装7 武装8 武装9 武装10 武装11
キング・ジョージ5世 404 318 77 77 77 77 77 77 77 77 404

 

 イギリス

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